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ちょうかんかくちゃん

「自在化身体5きょうだい」のうちのひとり。
人間の五感の強化を担当している。
「ちょうかんかくちゃん」の担当した研究の例のひとつとして、有名な「光学迷彩(こうがくめいさい)」がある。
他にもたくさん関係している研究があり、5きょうだいの中でも出番が多い、たよれるおねえさん。
 
 関連する研究
リアルな触覚フィードバックを得る!:Torsioncrowds
TorsionCrowds: Multi-Points Twist Stimulation Display for Large Part of the Body
本研究では複数の回転する接触⼦を⽤いて⽪膚をせん断変形させる分布型の触覚ディスプレイを提案する.⽪膚のせん断変形は⼒の感覚を誘発し,⾃⼰運動感覚や⾃⼰受容感覚への影響が確認されている.本稿で提案する装置は⽪膚にせん断変形の空間的な分布を形成し,⾼い⾃由度での感覚提⽰を実現する.本装置の設計論について述べ,⼼理物理実験に基づいて,連続的な刺激の分布を⾼いダイナミックレンジで提⽰可能な装置を設計した. これまで,複数の触覚提⽰素⼦が搭載されている分布型の触覚ディスプレイは空間的な感 覚提⽰を⽬的として振動素⼦が主に⽤いられてきた.本装置は振動とは異なり,⼒感覚を空間的に分布させることで提⽰可能な感覚を拡張している. 本研究はSIGGRAPH2020 Emerging Technologies に採択された他,Asia Digital Art Award エンターテインメント部 ⾨にて優秀賞を受賞した. 本⼿法を着座型の装置として応⽤することで,臀部や背部に⼒感覚の分布を形成し,移動感覚を提⽰,変調できる可能性がある.また,軽量なモータを採⽤し装着可能にすることで,⾝体運動に伴う感覚を提⽰できる可能性がある.前者はエンターテインメント施設等で体験を拡張することが期待でき,後者は運動教⽰システムやリハビリテーションへの応⽤が期待できる. 堀江 新, 下林 秀輝, ⿑藤 寛⼈, 稲⾒昌彦 ⽇本バーチャルリアリティ学会論⽂誌 Vol. 25, No. 4, 2020. Humans perceive mechanical phenomena on the skin from the distribution of stimuli. In this paper, we propose TorsionCrowds, a novel tactile display that presents force stimulus distribution over a large area of the body.
顔の表情でロボットアームを操る!:FaceDrive
FaceDrive
Facial Expression Driven Operation to Control Virtual Supernumerary Robotic Arms 装着型ロボットアーム(以下アーム)は⾝体活動において⼈々を⽀援でき、⾼負荷な作業や2 本以上の腕を使⽤したい場⾯において有⽤と考えられる。アーム操作には、操作者の意図を反映した制御⽅法が必要となる。本研究では、操作者がアームを随意に制御するために、顔の表情をアーム操作にマッピングする⼿法を提案する。光学センサによる表情認識とVR環境を⽤いて、アームの伸屈や物体把持動作にマッピングするのに適した表情を検討した。 VR 環境を使⽤してアームの基本動作と表情の対応を機械学習するシステムを構築した。使⽤頻度の⾼い顔の部位と表情変化の調査では、伸屈・把持動作において⼝と⽬の開閉を⽤いた表情変化が多く使⽤されることと、アーム動作と表情変化を意味に基づいて関係付ける様⼦が観察された。⾝体以外の物体に対して⾝体所有感が⽣起するためには、実際の⾝体との意味的制約を受けることが知られており、本研究の結果と⼀致する。 実環境で本操作⼿法を⽤いる場合、対⼈的影響により操作に使⽤できる表情が影響を受けることが考えられるので、その検討は今後の課題である。⾝体以外の物体に対して⾝体所有感が⽣起するかどうかについては、主観データと⾏動データによって検証する必要がある。本研究では意識下における表情をアームの操作に⽤いたが、今後、潜在意識下で現れる表情を⽤いる可能性についても検討していきたい。 Masaaki Fukuoka, Adrien Verhulst, Fumihiko Nakamura, Ryo Takizawa, Katsutoshi Masai, and Maki Sugimoto Proceedings of ICAT-EGVE 2019 - International Conference on Artificial Reality and Telexistence and Eurographics Symposium on Virtual Environments. pp. 17-24, 2019.9 DOI: https://doi.org/10.2312/egve.20191275.